こんばんは、小林です。
本格的な冬の到来で朝晩だけではなく日中もしっかり寒くなり、
自身の体調管理をしっかりしていかないと、と思う昨今ですが、
皆様は体調管理は如何されているでしょうか?
さて、先日ATF(オートマチックトランスミッションフルード)の
圧送交換について記事にしましたが、新しいATFと使用済ATFの比較画像を
掲載していなかったので、以下に掲載致します。
一番左が使用前の新油時、真中が約50,000km走行後のATF、そして一番右が
今回作業した約100,000km走行後のATFとなります。
新油と50,000km走行後のATFの色の違いは一目瞭然ですね。
50,000km走行後と一番右の100,000km走行後のATFは画像で見ると一見何も
変わらない様に見えますが、実際は色の違いもありますが、それより粘度の差と
なって違いに現れているようです。
元々粘度の低い油脂であるATFですが、劣化してくると更に粘度が失われ、
水に近いくらいサラサラの状態になってきます。
元が赤いATFとは思えない程、汚れているのが判ると思います。
ATFだけでなく、クルマにはエンジンオイル、ミッションオイル、デフオイル、
ブレーキフルード、クーラント、ハブグリス等など多くの油脂類が使われています。
それぞれ交換するタイミングはまちまちですが、定期点検や車検などの時に
定期的に点検、交換を行うことでトラブルを未然に防ぐことが出来ます。
消耗品等交換でご不明なことなどありましたら、なんなりとご相談下さい。
さて本日はお預かりしている天井張り替えを片付けて業務終了となります。
外は雨が降っていますので、皆様どうぞ安全運転で!