こんにちは、小林です。
今日は天気も良く、久しぶりに暖かい一日でした。弊社からは
富士山が麓の方まで良く見えました。
さて、このところ車検のご入庫を多く頂いており、併せてブレーキの
交換作業のご依頼も頂いております。
メーターパネル上にブレーキパッド摩耗の警告灯が表示されて、お客様
ご自身がお気づきになる場合や、車検整備や定期点検で弊社が点検した際に
ブレーキ部品の摩耗を発見する場合もあります。
最近のクルマの多くはブレーキパッドにセンサーが取り付けられており、
センサーがブレーキローターに接触するとメーターパネル上に警告灯を
点灯させる仕組みになっています。この警告灯が点灯するとブレーキパッドは
かなり摩耗していますので、直ちにサービス工場に入庫し、必要な整備を
施す必要があります。
欧州車の場合、ブレーキパッドが摩耗するのと同時にブレーキローターも
摩耗していきますので、必要に応じてブレーキローターの交換が必要な
場合もあります。
下の画像は、交換時期の迫ったブレーキパッドとブレーキローターです。
こちらのブレーキローターはパッドが当たる面が摩耗し、パッドの
当たらない外周部が摩耗せず、所謂”耳が出ている”状態。
こちらはブレーキパッドセンサーの一例
こちら側がパッドに固定され、パッドが摩耗しパッドセンサーが
ブレーキローターに接触すると中の配線が短絡し、警告灯を
点灯させます。
パッドセンサーの無い車両や、後輪ブレーキのパッドセンサーが
無い車両は、定期的な点検がより重要になってきます。
ブレーキはクルマを止める重要な部品です。
定期的な点検で早め早めの整備がお薦めです。
最後の画像は先程弊社から見えた富士山です。
師走に入り何かと慌ただしい時期かと思いますが、どうぞ安全
運転でお過ごし下さい。