こんにちは、小林です。
今日も暖かく穏やかな一日となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
弊社の軒先には今年もツバメが巣を作り周囲を元気に飛び回っています。
商売繁盛、家内安全の印なので、従業員一同暖かく見守っている次第です。
さて、クルマに乗っていると新車時にはしなかった音がしてくることがありますね。
長く乗っていれば仕方のないことですが、出来れば嫌な音から解消されたいものです。
弊社でも車検や点検でご入庫したお客様から、段差を乗り越えた際などに足廻りから
異音がするという訴えを時々頂きます。
点検してみると、サスペンションのブッシュが劣化しているなんていうことが
良くあります。
下の写真はメルセデスのフロントラジアスアームのブッシュですが、少々判りにくい
ですが、劣化して中心付近に亀裂が入っているのが確認出来ます。
ブッシュが劣化してくると、サスペンションアームが正しい位置に保持することが
出来ず、結果サスペンションアームの遊びが多くなり異音が発生する原因となります。
こちらはロアアームブッシュが切れている様子。
こちらはロアアームボールジョイントのブーツ切れの様子。
このブーツが切れるとボールジョイント内に異物が入り、
ボールジョイントにガタがでてることによって、これも
異音の原因になることがあります。
足廻りの異音の判定は難しいところがありますが、走行距離が
多いクルマはこれら足廻りのブッシュ切れやブーツ切れなどが
原因となって異音が発生している場合がありますので、お気に
なる方は是非点検をお勧め致します。
それでは皆様、明日もご安全に!