みなさまこんにちは、G-STYLEの石川です。もはや夏か?
と思うぐらい暖かい陽気に誘われながら鳥や虫が活発になっています。
そうなると日も伸びてきて、春を感じ、梅雨を経て夏になる~
と詩人のようなことを書き出した本日のブログです。
さて、日も伸びてくると起きるのが事故です。特に多いのが夕暮れで、
7月や12月が多いそうです。行楽シーズンにも事故や故障が増えてきます。
自動車業界の一過性のシーズンのようなものです。シーズンものと言えば、
先日からご報告している私のドゥカティSS900号ですが、すこぶる調子が
良いです。やはり電圧が安定しているというだけで出力も安定します。
以前よりもドンツキ感がなくなって走りやすくなりました。そして勢いに
任せてタイヤを購入しました。銘柄はメッツラーで、性能的には普通の
タイヤです(多分)。
思い起こせばメッツラーは二回目のチャレンジで、以前使った際に硬すぎて
乗れたものではなかった記憶があります。とは言え、現在履いている10年前の
タイヤに比べればまともに走ってくれると思うので期待しております。
さて、先週紹介出来なかったベンツ211のATFの圧送交換を行った車両の最終調整を
行いました。ちなみに、リアゲートのロックが壊れていたのでそちらも交換しましたが
ロック自体の機構は単純なものですが、電動式になっていて、エマージェンシーで
開けないと開かないという不具合で、アクチュエーター交換で直るのですが、電動式の
弊害が出た所だと思いながら作業を行いました。
実は比較的ゲートのアクチュエーター不具合は起きるようで、VクラスやRクラスなどで
先日作業をした所です。あれ?ベンツのアクチュエーターって弱い?
中には歯車が噛み合っていて破損している場合があります。これが壊れて動かなくなる
というなんとも電動も蓋を開ければアナログなり。
と、いうことでATFの最終調整ですが油量を調整しなければいけません。エンジンオイルも
量の調整が必要ですが規定量がありますので、そちらで確認することが出来ます。
こちらも以前はオイルレベルゲージがありましたが最近は車両側で確認することが出来ます。
もっと単純にすればいいのに、と思う部分です。
で、ATFのの調整ですが、規定のオイル温度にします。ベンツは40度~45度とかが多いです。
油温を調整したらドレンボルトからオイルを抜いていきます。
こんな感じ…すごく見にくくてごめんなさい。
で、オイルが線状で出てくるようになったら油量調整完了です。この辺はアナログです。
逆にもう少し何とかならなかったのか?と疑問に思う所です。何でもかんでもデジタル化
すればいいわけではありませんが、アナログが全て正しい、というわけでもありません。
自動車はデジタル、電動化の進化を進んでいます。自動運転がデジタルならば現在は
アナログ運転なのでしょう。どちらも良い部分を使っていければより良い未来が
作れるかなと思う所であります。
以上、時計はアナログ派、エンジンは空冷派なアナログ人間石川がお届けしました。