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スパークプラグの摩耗

2019-06-04

こんにちは、小林です。

田植えも終わりに近づき、入梅まであと僅か。蒸し蒸しとした日が続きますが

如何お過ごしでしょうか?

 

さて今日はスパークプラグのお話。

我々中年世代が若い頃は、自動車やバイクの整備でよく交換したのが、スパークプラグ。

スパークプラグはガソリンと空気の混合気に着火させるガソリンエンジンの所要部品部品です。

毎分何千回転と回るエンジンの中で、高電圧、高圧縮、高温という環境に晒され、自動車部品の

中でも特に過酷な環境にあることが想像できると思います。これだけ過酷な使用環境であり、

消耗品でもあるので、必ず交換時期がやってくるものですが、最近は自動車整備業をやって

いてもスパークプラグの交換は以前と比べるとめっきり減りました。

理由は、白金やイリジウムなどを電極に使用した従来より長寿命のスパークプラグが普及したことに

あるかと思いますが、車種によってはカバーなどで隠れたところに取り付けられていたり、

インレットマニフォールドを外さないと交換出来なかったり、我々整備士からみても

面倒な作りになっている事が多く、手軽にスパークプラグを交換という訳にはいかない車種も

多々あります。

しかしなが消耗品であるのでいつかは交換しなければなりません。

一般的なスパークプラグの交換目安は、

4輪車 15,000~20,000km

軽自動車 7,000~10,000km

2輪車 3,000~5,000km

などと言われていますが、最近の長寿命のスパークプラグを採用した車種であれば、推奨交換時期が

10万kmが一般的な値です。

*左が新品、右が5万km以上使用したスパークプラグ

*新品は中心電極、接地電極とも”角”がきちんとあります。

*使い古したものは、特に中心電極の”角”が摩耗していることが

判ります。この写真のような一般的なスパークプラグの場合、

走行距離1万kmにつき、約0.1mm~0.15mm程度電極が摩耗

するそうです。

 

スパークプラグの物理的な寿命は失火を起こし始める頃ですが、失火を起こすということは、

エンジンの調子も悪く、排ガスや燃費にも影響してくるので、失火を起こし始める前に交換するのが

得策です。

尚、イリジウムプラグは一般的に長寿命(10万kmごと交換)ですが、中には通常のものと同じ、

20,000kmが交換推奨とされているものもあります。

スパークプラグに限らず、寿命まで使い切る前に交換するのが、自身の安全、周囲の安全の為にも

良いですね。

それでは今日はこの辺で、明日もご安全に!

クリアランスランプという古き良き文化

2019-06-03

 

みなさまこんにちは、G-STYLE石川です。休みを利用して一気にオートバイを仕上げました。

現状はこんな感じです。

セミロケットカウル?ビキニカウルとも取れるようなカウルがついていますが、

5.5インチのベーツライトを起用し、顔面だけカフェレーサーな感じにしました。

相変わらずフェンダーは取っ払ってしまう癖がありますが、スマートな感じが出ています。

前回購入したマフラーも車検後に取り付け予定なのですが、形状がサイレンサータイプなので、

中間パイプだけ利用してリバースコーンを取り付けようと考えています。やはりマフラーの

形状で一番好きな形かつ、マッチングする形状のマフラーを選ぶのが通説でしょう。

さぁさぁますます車検を早くとらなくては!

 

と、言うことで本日は久しぶりの国産車の車検整備です、

オイル、プラグ、ワイパー、エアクリーナー、エアコンフィルターといった全般的な

ものの作業を行い、ガラスやボディ部に汚れが目立つので磨き加工を少々。

ヘッドライトの黄ばみが激しいのでHLSC加工を行います。ちなみに車両は

エクストレイルなのですが、この年代の車両は極端にヘッドライトが黄ばみます。

例としては60のノア、ヴォクシーや初代アルファード、51のエルグランドもひどかったと思います。

L175あたりのムーブやMH23も軽自動車のヘッドライト黄ばみ事情を牽引していたことでしょう。

こんな感じですが、現物は非常に黄ばみがあります。磨いてHLSCにて溶剤を蒸着させます。

写真だと伝わりにくいのですがとてもきれいになりました。

ちなみに、この時代ぐらいまでヘッドライトの横にクリアランスランプがついていましたね。

部品を分けることが美徳とされていたのでしょうか?最近はヘッドライトと一体になっていることが多く、

ヘッドライト単品の価格も高騰しています。パット見は古めかしい形状ですが、これはこれで雰囲気があるなぁと思います。

 

さて、こんな感じで輸入車に限らずヘッドライトの黄ばみにはもってこいのHLSCですが、

お陰様で色々な車両に施工をしております。手放す予定だからこれ以上お金を掛けても…

という方でも5万円高く売れるかも?というのがHLSCの魅力です。上記のような車両は特に

HLSCを施工したら新品にしたの?と思うくらいきれいになるので、

輸入車に限らずお声掛けをいただけたらと思います。

といった感じで本日のブログを終了したいと思います。以上、石川がお届けしました。

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