こんにちは小林です。
今日もぐずついた天候で、しかも真冬のような寒さでしたが、
皆様如何お過ごしでしょうか?
ここ数日で急に季節が進み、本格的な冬の到来が訪れた感がありますが、
体調など崩さない様十分留意したいですね。
さて、車に乗っていると何だかいつもより調子が悪いなとか、時には
メーターパネルに警告灯が点灯し、何やら車が調子が悪いということを
訴えて来る場合などあるかと思います。
弊社には様々なメーカーや車両にお乗りのお客様から、こういった場合の
ご相談を多く頂いております。
現代のクルマは電子制御されている部分が大変多く、経験や感だけでは
不具合原因の診断が難しい場合が多くあります。
そこで活躍するのがスキャンツールと言われるもので、簡単に言えば
自動車診断機です。
これを車両に繋げ、車両の各コントロールユニット等にアクセスして、不具合の
信号が入っていないか確認したり、各センサーからコントロールユニットに
送られてくるデーターを拾い上げて、ライブデータとして車両の稼働状況を
チェックすることが出来ます。
*写真の車両はMINI。
車両診断を行うにあたり、スキャンツールのインターフェイスを
車両のOBDカプラーに接続します。
OBDカプラーはほとんどの車両で運転席の足元付近にあります。
*車両と接続したインターフェイスが診断機と接続出来ているか
診断機の画面下の表示で確認します。
*診断機の画面で診断する車両メーカーを選択します。
AUTEL社の診断機 MaxiSysは輸入、国産を問わずほとんどの
車両メーカーに対応しています。
*こちらがメニュー画面。
*診断結果の一例。
エンジンのコントロールユニット等にエラーメモリーが
存在することが表示されています。
*ライブデーターの一例
稼働中のエンジンの状態が一目瞭然で判ります。
このことから判るように、現代の自動車整備においては欠くことの
出来ないツールがスキャンツールとなります。
以前は、コントロールユニットに電球が仕込んであり、特定の部分を
短絡させるとその電球が点滅し、その点滅回数や点滅パターンで不具合箇所を
特定したり、スキャンツール自体もクレジットカードの端末機の様なもだったり
しましたが、現代のスキャンツールはタブレット端末になっており、
大変見やすく、且つ直感的に操作することが可能です。
また表示出来るデーターも膨大で、得られたデーターから何を読み取るかが、
診断作業では重要になってきます。
弊社ではAUTEL社製のスキャンツールを輸入、販売しており、整備にも
毎日の様に活用しています。
お車の調子が悪い、警告灯が点灯したなど御座いましたら、ぜひご相談
下さい。最新のスキャンツールをご用意してお待ちしております。
それでは明日もご安全に!