みなさまこんにちは、G-STYLEの石川です。寒くなってきていますが段々日が
伸びてきているような気もします。日中日が出ているときに活動して日が暮れたら
寝る、そして日が登ったら活動をする。このような生活を昔の人はしていたと
思うと現代人が手に入れた技術、科学の力というのは偉大です。
その中でも我々がその恩恵を受けているのが自動車です。とは言え、そんな自動車、
機械は定期的に交換をしなくてはならないメンテナンスと呼ばれる行為があります。
このブログの読者様であれば当然の行為であることを自覚されていると思います。
では、壊れる機械たち(感情なんてあるわけないですが)は壊れるべくして壊れて
いるのでしょうか?どんな部品であれ壊れたくて壊れているわけではないでしょうが
なんだかよく壊れますよね。
まぁ壊れるから成り立っている業界に腰を据えているのですが。
さて、そんなよく壊れるミニの水回りの交換作業について本日は書いていこうと思います。
先日の予告の通りのブログです。
交換部品はウォーターポンプとサーモスタット、それらに伴うパイプ類です。
こちらのサーモスタットに水温センサーがとりついていてこれがよく壊れます。
実際の温度とは違った温度を検出してしまいファンが回りっぱなしになったり
オーバーヒートをしているとクルマが勘違いしたりといった具合です。
このセンサーだけ交換出来れば、と思うのですが、そこはよく出来ていてこれだけの
交換は出来ないときています。なんてユーザーフレンドリーでない作りなのでしょうか。
そんなこんなで狭い部分に手を突っ込んで部品を外して交換作業を進めていきます。
水回りはオーバーヒートに直結しかねない部品なので水漏れがないように慎重に作業を
進めていきます。
ウォーターポンプ側のプーリーですが見事にくたびれています。ベルトも交換していきます。
全て交換をしてエラーコードの確認そして実測値を診断機で確認、水漏れがないか、
そして水がきちんと入っているかを確認して終了となります。
ミニに限らずBMWの一部車両は見事にこの水回りが壊れます。誰しも壊れたくて壊れて
いるわけではありませんが、もう少しなんとかして欲しいですよね。
以上、石川がお届けしました。最近水漏れよりも自身の頻尿がきになります。
いい歳かっぱらってお漏らしは嫌ですから定期的に下回りは点検が必要です!