こんにちは、小林です。
昨日、今日はこの冬一番の寒さとなり、朝車の窓が凍っていたという方も
多いのではないでしょうか?
凍ってしまったガラスは、硬いものでこすったり、熱いお湯をかけたりすると
ガラスに傷がついたり、割れてしまったりするので絶対に控えて下さい。
エアコンをデフロスターモードにして時間をかけて氷を取り除くか、ぬるま湯を
かけたり、市販のアルコール除氷スプレーを利用すると良いですね。
くれぐれも凍ったままの視界が悪い状態での運転は避けなければなりませんね。
さて、ここ最近ブレーキパッド交換のお問い合わせが多くなっています。
先程もお電話でお問い合わせを頂いたのですが、リヤのブレーキパッドが摩耗したので
交換したいとの事でしたが、このお客様から普通はフロントの方が先に摩耗するのでは
ないですかとご質問を頂きました。
確かに以前はフロントの方が先に交換時期を迎えることが一般的でした。
なぜなら、ブレーキをかけると荷重が前にかかるため、フロントブレーキに負担がかかる
からですが、ブレーキローターを見れば分かる通り、リヤよりフロントのブレーキ
ローターの方が一回り大きいことからもリヤよりもフロントブレーキにかかる負担の方が
大きいことが判ると思います。
ところが最近の車は、フロントブレーキよりもリヤブレーキパッドの方が先に寿命を
迎えることも珍しくなくなりました。
これは最近の車はスタビリティーコントロールと呼ばれる車の姿勢を安定させる装備が
ついた車両が増えたことによるものだと思います。
スタビリティーコントロール(メーカーによって呼称は様々ですが)は、ドライバーが
特に姿勢制御の為の操作を行わくても、車両側で姿勢が乱れそうになると、4輪のうちの
必要な部分にブレーキを掛け、車両の安定を図るもです。ドライバーは制御されていることも
感じないのに車両の制御はしっかりさせるというスグレモノです。
走行する場所、特に雪道などはリヤブレーキが作動する機会が増えるが故に、リヤのブレーキ
パッドの摩耗が激しいということがあるわけです。
ざっくりとした説明になってしまいましたが、最近の車両はブレーキパッド摩耗警告灯が
設けられている場合がほとんどですので、この警告灯が表示されたら、できるだけ早めに
サービス工場でチェックを受けるようにして下さい。
それでは明日からの週末もご安全に!