こんにちは、小林です。
昨日の春の嵐のような天気から一転、今日は穏やかな陽気の
一日となりましたが皆様如何お過ごしでしょうか?
コロナウィルスの影響で思うに行動が出来ないことが多いかと
思いますが、しばらくは辛抱が必要ですね。
さて、4月に入り積雪の心配がなくなり、スタッドレスタイヤから
サマータイヤへ履き替えるお客様が多くなります。
先日、メルセデスのお客様でスタッドレスタイヤ付きホイールから
サマータイヤ付きホイールへの履き替えの際、お客様からのご要望で
ホイールバランスの調整を行いました。
ホイールバランスはとても重要で、これが狂うとタイヤの回転に
ムラが生じ、振動が出たりまっすぐ走らない、ハンドルが振れるなどの
症状が出る場合があります。
早速ホイールバランスの調整ですが、まずはタイヤの溝に挟まっている
小石などの異物を取り除いて行きます。
次にホイールに取り付けられている、バランスウェイトを全て取り外し、
ホイールをホイールバランサーに取り付けて、どの程度ホイールバランスが
狂っているのか計測します。
*バランスウェイトを取り外します
*ホイールバランサーに取り付けたホイールを回転させ、ホイール
バランスを計測します
計測の結果、このホイールは内側、外側共、10グラムの狂いがありました。
バランスウェイトを取り付ける場所を特定し、バランスウェイトを
取り付けます(画像はホイールの内側に20グラムのバランスウェイトを
取り付けたところ)。必要に応じて、内側、外側にバランスウェイトを
取り付けます。
バランスウェイトを取り付けたら、再度ホイールを回転させホイール
バランスを計測します。
画像の通り、一発でホイールバランスが取れました。
きちんとホイールバランスが取れると、特に高速道路での走行では
振動が軽減され、乗り心地が良くなった事が体感出来ると思います。
タイヤを新品に交換した際は必ず行う作業ですが、タイヤが摩耗したり
バランスウェイトが外れたり、ホイールが歪んだりした場合など
ホイールバランスが狂う原因となりますので、時々ホイールバランスの
計測を行うのも良いかと思います。
作業時間は1本あたり10~15分程度で終わります。
*貼り付けタイプのバランスウェイト
今回はメルセデス純正のアルミホイールにブリジストン レグノの
組み合わせでしたが、どちらも精度が高いのかバランスの大きな狂いも
無く、調整自体もスムーズに行うことが出来ました。
もし走行中に振動を感じたり、ハンドルに振れを感じたら、それはホイール
バランスの狂いが原因かもしれませんので、是非ご相談下さい。
それでは明日もご安全に!