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敷居を下げることとは価値を下げることになるのか?

2018-10-29

みなさんこんにちは、G-STYLE石川です。

選手の金曜日から昨日まで熊本県の自動車部品商様であるフタバ部品様の展示会に出展して来ました。

来場者は2,000名を超す勢いを見せ、2日間では大小様々な取引が行われたとのことです。

弊社ブースにも多数の整備工場様がたちよられ、熱心に診断機のことについて質問を投げかけられました。

お陰様で、私自身も多くの学びを得ることが出来ました。

 

診断機のスペックはもちろん、こんなことが出来ます、こんな事例がありました、こんな利点や稼ぎ方が

出来ます、お客様に安心のカーライフを実現出来ますといったありきたりな言葉ではありますが、色々な

お客様に対して説明をすることが出来ました。

 

展示会のブースはこんな感じでした。紅白の弾幕が派手ですよね。オーテルの黒が映えるブースになりました。

 

さて、同じ自動車であるものの、輸入車というだけで、診断出来ない、整備出来ないという声も展示会場では

耳にすることがありました。確かに整備をしたことが無い場合は敷居が高いのかもしれません。

ですが、国産は12メーカーもあります。そう考えれば輸入車が極端に敷居が高いというのはどうなのかな?と

思うわけです。構造上極端にあべこべな作り方をしているわけではありませんし、むしろ合理的な作り方をしていると

実際に日々整備をしていると思うわけです。遠く離れた展示会場付近の同業他社様他、輸入車に対して抵抗を持っている

方が未だにいることに少々残念な気持ちになったのは事実でした…。

輸入車整備のススメではありませんが、もっとユーザーも含めて輸入車に対しての抵抗を取り払っていただけたらと思います。

とは言え、敷居を上げることで価値を上げるという見方も出来ます。敷居を下げてしまうことでブランドの価値を下げることを

危惧することはうなずけます。ちなみに私がBMWのオートバイを購入した後、そのオートバイの市場価格が下がって友人から

「お前が買ったから価値が下がった!」などとネタにされました。BMWが敷居の高いオートバイかどうか分かりませんが、

価値に関しては人によって上下するのでしょう…。ですので、買う前から、整備をする前から敷居が高いからいじれない!

などとは思ってほしくない所です。

 

知らないものや新しいものに対する抵抗は誰しもあるかもしれません。とは言え、最近ではネットが普及していることもあり

昔に比べて調べるということに対して比較的容易に調べることが出来ます。先駆者達がネットを通じて情報を公開しているので、

ユーザーはもちろん、自動車整備工場であってもネットに依存しているケースもあるでしょう。

ネットで調べること自体は良いのですが、それを自分の知識としてではなく経験と勘違いするのはよくありません。

それを自身の経験に落とし込まなければ本当の意味で依存となってしまいます。ネットの普及は良くも悪くも使い方次第だと

思います。いわゆる道具や武器に意思はなく、使うものの意思が介在することでそれが善意や悪意に変わると何かで読んだことが

ありますが、ネットでなんでも出来る、ネットがあればだいたいのことは分かるという考え方はしてほしくないと思う秋の永夜に

展示会で疲れた体を引きずり家路につく石川がお届けしました。

 

 

 

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