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久しぶりの国産車とドラムブレーキ

2019-01-18

こんにちは、小林です。

今週末は、大学入試センター試験。やきもきしているしている親御さんも多いのでは

無いでしょうか?かく言う私もその一人です。

何とか明るい春を迎えたいものです。

 

さて本日は久しぶりにご入庫頂いた国産車の点検を行いました。

オイル漏れもなくキレイな下廻り

 

12万キロ超えの日産車ですが、オイル漏れやブーツ切れなども無く

良好な状態でこのままでも車検には合格する程でした。

下廻り、エンジンルーム、灯火類等ひと通り点検しましたが、

リヤハブベアリングからの異音以外は不具合が無いため、

消耗品の交換だけで快適にお乗り頂くことが出来そうです。

こちらのお車は、今は珍しくなったドラム式のブレーキを

後輪に採用しています。

ホイールを外し、ブレーキドラムを外して見ると下の写真の

通り、ブレーキシューが摩耗しています。まだ交換するには

少し早い様ですが、このあたりはお客様の使用状況を鑑み、

ご相談させて頂いてからの整備となります。

 

後輪のドラムブレーキ内部の様子。ホイールシリンダーからの

ブレーキフルード漏れもありません。

 

ブレーキシューが減るということは当然シューに相対する

ブレーキドラムも摩耗します。

ブレーキシューが接触する部分が摩耗していきます。

 

こちらの車輌はまだ交換しなくても良さそうですが、距離を重ねて

摩耗が進むとドラムも交換となります。

この辺りは先日のブログでも記事にしたディスクブレーキと同じですが、

一般的に乗用車のディスク式ブレーキの寿命にに比べて、ドラム式ブレーキの

寿命の方が長い傾向にあります。

ドラム式ブレーキの場合、ホイールを外しただけではシューやドラムの

摩耗状態を点検することが出来ないので、定期点検時にしっかり点検

することが重要かと思います。

 

30年のほど前の国産車は、10年10万キロもなると故障も多く、車検時など

かなり費用がかかる傾向にありましたが、最近の国産車は故障の頻度が

激減したように感じます。がしかし、やはり普段の点検や整備が重要で

大事になる前に対処をしておけば、結果出費も抑えられ快適にお乗り頂ける

ことに繋がると思います。これは国産車も輸入車も共通して言えることです。

上記の日産車、スペアタイヤの点検がしばらくされていなかった様で

ホイールを固定するボルトがサビで固着し、タイヤの空気圧もゼロでした。

こちらはしっかり錆取りと空気圧調整をさせて頂きました。

細かいところですが、やはり定期的な点検は重要です。

 

それでは明日からの週末もどうぞご安全に!

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