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今日はお昼頃から本格的な雨となりましたが、関東地方もいよいよ梅雨入りとなりました。
梅雨に入ると多くなるのが自動車事故。
交通事故が最も多くなるのが、11月と12月の年の瀬のシーズン。
年末年始の為の物量増加で交通量が増えるのが原因ですが、続いて多いのが3月や10月の季節変わり目と
6月、7月の梅雨時期も長雨の影響で交通事故が多くなるシーズンだそうです。
首都高速道路の統計によると、雨天時の時間あたりの事故件数は晴天時の約5倍だそうで、夜間になると
更に増えて約7倍にもなるそうです。
雨天時に最も多いのがスリップ事故で、速度の出し過ぎや、轍の水たまりやマンホールの蓋でスリップ
したり、車線変更や追い越し時の急加速時のスリップも多いそうです。
また視界が悪いことから、歩行者を見落とし易くなるなど雨天時は危険がいっぱいですね。
運転免許を取得する際に講習で”ハイドロプレーニング現象というのを聞いたことがあるかと思いますが、
これは路面とタイヤの間に水の膜が入り込みハンドルやブレーキ操作が出来なる現象ですが、
私もカートで何度も経験していますが、全く車両のコントロールが効かなくなるため、非常に怖いものです。
原因は幾つかありますが、その一つとしてタイヤの摩耗が挙げられます。一応、タイヤの残り溝が1.6mm以上
あれば車検はパスできますが、残り溝1.6mmというのはタイヤのスリップサインが出る残量であり、
溝はあるとはいえ、新品タイヤと比較すると驚くほどすり減っていることが判ります。
最近のタイヤの新品時の溝は約7ミリですから、スリップサインが出始めたタイヤは新品時から5.4mmも
摩耗していることになります。
*すり減ってスリップサインが出たタイヤ
*上の写真と同じ銘柄の新品タイヤ
すり減ったタイヤは非常に危険ですので、スリップサインが出る前に交換するのが得策ですね。
というわけで本日はすり減ったタイヤを交換しました。
これから暫く続く長雨のシーズンを安全に過ごす為にぜひタイヤの点検をして頂ければ
と思います。
それでは明日からの週末もご安全に!