こんにちは、小林です。
令和初の台風接近ということで、不安定な空模様の一日でしたが、
特に被害もなく既に熱帯低気圧に変わり日本から遠ざかって行きましたが
明日は台風一過とはならないようですね。
さてそんな蒸し暑い一日でしたが、本日は17万キロ以上を走破したMercedes-Benz
W202にご入庫頂きました。
17万キロも走行していますが、こまめにメンテナンスにご入庫頂いているので、
特段大きな不具合はありませんでしたが、リヤのブレーキホースにクラックが
入っていました。
*リヤのブレーキキャリパーに行くホース
*ホース表面に亀裂が入っています
この程度のクラックであれば今すぐブレーキフルード漏れを起こすということは
無いと思いますが、安全を考えれば交換していまうのが良いですね。
ブレーキホースは劣化してくると今回の様にクラックが入ったり、動脈瘤の様に
一部が膨れてくることが良くあります。
油脂類やフィルターなどは消耗品として皆さん認識されていると思いますが、
長くお車をお乗り頂くと、こういったブレーキホースやブレーキキャリパーシールなども
傷んで来るので交換部品の対象になってきます。
下の写真は別のお車のフューエルホースからの燃料漏れの様子ですが、フューエルポンプが
作動するとゴムのホース部分と金属パイプの接合部のカシメ部分から燃料が吹き出していました。
*フューエルホースからの燃料漏れの様子
長くお乗り頂くとこういったゴム部品の劣化による交換は避けては通れない整備となります。
年数は経っているけれど、まだまだ現役で乗り続けるという方は、ゴム部品の
劣化に要注意ですね。
それでは明日からの週末もご安全に!