COLOR THEME


BACKGROUND TEXTURE


プロペラシャフトとベルトの不具合

2019-08-21

こんにちは、小林です。

まだまだ暑い日が続きますが稲穂の頭も垂れてきて、

夏もそろそろ終わりに近づき季節の移ろいを感じる

今日この頃です。

 

さて、下廻りより異音でご入庫のポルシェ カイエンですが

点検してみたところ、案の定というかポルシェ カイエンや

VW トゥアレグ等で定番のトラブルであるプロペラシャフトの

センターベアリング破損でした。

お客様のご希望で、弊社に在庫のある優良部品でのプロペラシャフト

アッセンブリー交換にて修理させて頂きました。

距離を重ねると定番のトラブルですが、純正部品を使用した修理と

なるとかなり高額になりますが、今回は優良部品を使用しましたので

純正部品と比較すると安価に修理することが出来ました。

これでしばらくは安心してお乗り頂くことができますね。

ご入庫有難うございました。

カイエンやトゥアレグ等で下廻りから異音がしましたら

是非ご相談下さい。

 

そしてもう一件、ドライブベルト切れでご入庫のメルセデスSL。

点検したところ、見事にVベルトが切れていました。

目下原因を究明中ですが、アイドルプーリーも破損しており

ベルトが掛かる溝も変形しておりました。ベルトの劣化以外の

原因があるようです。

以前は、発電機、パワーステアリング、エアコンと役割を別にした

ベルトであれば、切れたベルトの部分だけが動かなくなるだけでしたが、

昨今のクルマで多いのがサーペンタインといって全ての補機類を

一本のベルトで補うタイプ。

このベルトは交換時は1本だけ交換すれば良いので、整備性が良く

交換コストも安く済みますが、切れてしまうと発電機が回らくなったり、

エアコンやパワーステアリング、ウォーターポンプが駆動できなくなり、

クルマを動かすことが不可能になります。

たかだか1本のベルトですが、大変重要な役割を持った部品です。

以前にもブログで書きましたが、最近のベルトは品質が向上し、以前の

ベルトの様にリブ部分に亀裂が入ったり、オートテンショナーの採用に

よりベルト鳴きも少なくなってきました。寿命を見極めることが、

簡単な目視や異音の有無だけでは難しくなってきました。

リブベルトは溝の深さを測るゲージなどもあるのでそれで良否を判断したり、

走行距離や使用期間に鑑みて、切れる前に交換してしまう方が、修理コストは

安く済むことが多いようです。

車検以外にも法定一年点検を実施すると意外な不具合が発見できるかもしれません。

クルマも人と同じで、日頃の点検整備が大事になってきますね。

それでは明日もご安全に!

  • "この度は, G-STYLE, のHPにお越し頂きありがとうございます!!."

  • "宜しければ一度立ち寄って下さい."楽しい車談議に華を咲かせましょう -

  • "お見積もりは. 無料サービス.気兼ねなくお問い合わせ下さい" -