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点火系トラブル

2020-01-18

こんにちは、小林です。

 

今朝は生憎の天気となり、午前中は弊社のある我孫子市でも一時霙と

なりました。大学センター試験の日は天候が悪いと言われていますが

今日も例外では有りませでした。

受験生の皆さんには、悔いの無い様頑張って欲しいですね。

 

コードネームが「F」となったBMW5代目の7シリーズ。

F01がノーマルホイールベース、F02がロングホイールベース、F03が防弾仕様、

F04がハイブリッド仕様となっていますが、今回は4.4リッターV8ツインターボ

エンジンを搭載したF01 750iにご入庫頂きました。エンジン警告灯が点灯し、

低回転時にエンジンが振れるという症状です。

乗ってみると、確かに8気筒のうち1発、2発死んでいる様な感じでしたが、

エンジン回転を上げるとスムーズに回ります。

これはミスファイヤ(失火)しているだろうと確信した上で診断機にて

診断すると、案の定、No.2及びNo.4シリンダーミスファイヤーという結果。

早速、スパークプラグを点検すると、電極の焼け方が不均一になっていました。

*画像右上から、右バンクNo.1、No.2、No.3、No.4シリンダー

左上から、左バンクNo.5、No.6、No.7、No.8シリンダーの

スパークプラグ

*ミスファイヤーを検出した、右バンクのスパークプラグと新品

スパークプラグ(画像最左)

*右バンクスパークプラグの電極部

画像右側から、No.1、No.2、No.3、No.4シリンダーのスパークプラグ

診断結果通り、No.2、No,4シリンダーのスパークプラグがくすぶり気味

だった事が伺えます

 

ということで、走行距離も10万キロに迫ろとしていることもあり、

イグニッションコイル及びスパークプラグを全数交換となりました。

*取り外した、イグニッションコイル

*新品優良部品のイグニッションコイル

*右バンク作業中の様子

エアクリーナーボックスやエアダクトを外すとイグニンションコイルに

たどり着きます

 

交換後は、警告灯の表示も消え、エンジンも快適に回るようになりました。

自動車のトラブルとしては良くある種類のものですが、特に近年の

車両に使われているのダイレクトイグニッション方式は、イグニッションコイルが

エンジンに近いため、故障は比較的多い傾向にあるようです。

スパークプラグやイグニッションコイルの寿命は一概には言えませんが

今回の様に10万キロ近くもったのは、寿命を全うしたと言えると思います。

気筒数の多いエンジンではそれなりの出費の覚悟が必要な修理となりますが

同じ様な不具合が有りましたら是非ご相談下さい。

それでは、冷え込んで来たのでスリップなどしない様、どうぞご安全に!

 

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