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節分ということで鬼にまつわる考察

2020-02-03

みなさまこんにちは、G-STYLEの石川です。本日は節分です。豆をまいては

自分の年齢だけ落ちている豆を食べる?という奇っ怪なイベントの日です。

昔、会社にて節分イベントの鬼役をやったことを思い出しました。社員たちから

豆を投擲されて逃げまとう姿は鬼=悪者、という勧善懲悪の極みと言えます。

確かに古くより鬼は金銀財宝、女子供を奪っては諸説ある英雄たちに懲らしめられて

いたと思います。節分で豆をぶつけられる鬼には役割がありまして

赤鬼は欲、青鬼は怒りや憎しみ、黄鬼は後悔など、緑鬼は怠惰、黒鬼は疑いといった

側面があり、それぞれ人間が持つ悪い感情を追い出す、というのを鬼に例えたそうです。

それぞれ思い当たる節は人それぞれあると思います。欲や怒り、後悔や怠け疑いなどを

追い出す、実に宗教的な考え方です。世界的に見ても国家と宗教、国民の生活というのは

密接な関係があり、こういった考え方一つで戦争になったりもします。そもそも上記の感情は

全てが全て悪いとは思えませんがそういった小難しい話は置いておいて恵方巻を食べて豆まきをする、

なんて平和な国なんだと思います、平和で結構。

 

「鬼」というキーワードは様々な分野で使われます。鬼軍曹や鬼教官、何とかの鬼

といった具合です。力強いもの、強烈なインパクトを与えるもの、といった意味合いが

あるのでしょう。同じように何とか神や神がかった、というキーワードもあります。

「神」というとそれぞれ信奉するものがあるので定義としては難しいですが、分かりやすく

言えば自分よりも優れた存在に対して投げかけられるものだと思います。

「鬼」もイメージで言えば人より優れた能力を持ち合わせているような気がします。

それすなわち、鬼=神?という仮設が組み立てられます。

鬼神というカテゴリーの存在もありましてなんだかよくわからない感じになってきました。

 

日本国には3大妖怪と呼ばれる存在がいますがその中にも酒天童子と呼ばれる鬼がいます。

神がかった強さをもつも人間の知恵(小賢しい)によって退治される末路を持ちます。

こんな具合に人間にカマを掘られる存在が神、というのはなんだかおかしいです。

鬼=神という仮設はこれにより否定されかねません。神が人間よりも優れている存在という

定義すら考え直さなければいけなくなります。

 

お昼に買い出しにいったスーパーで恵方巻が積み上げられている姿を見て思った次第です。

鬼ってでもなんかかっこいいですよね。英語ではオーガ、地上最強の生物の2つ名で呼ばれる

範馬氏を見れば「あれは鬼だな」と納得がいきます。鬼とはかくあるべきだなと思う石川が

本日はお届けしました。

 

 

 

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