みなさまこんにちは、G-STYLEの石川です。先日、埼車協様のBP大会に協賛で弊社の
ADASのデモへ行ってきました。
こんな具合で大人数の前でADASデモを行い、多くの質問等を頂きました。
みなさま関心が高く、使用方法や10年後の未来の話、10年前の話といった導入する上で
具体的な話が出ました。例えばですが、10年前に「こんなものいらない」と言っていた
溶接機などを現在では多くの鈑金工場が導入している、という事実を見て今回の特定整備に
対して、ADASフレームといったものをどのように見るか、という意見です。
10年後、先進機能が搭載された車両は多く走っているでしょう。ですが、その間にクルマも
進化します。いわゆる静的エーミングから動的エーミングに調整が変わっていくことでしょう。
というのがもっぱらの意見です。で、ここで問題なのが10年後に10年前の、つまり現行の車両が
どれほど乗られているか、という点です。現在我が国の保有動向を見ると保有年数は年々増加
しております。そこを見るに今現在必要なものは10年後はもっと必要になるのでは、という
ことです。今新しく始まったものが5年、10年で無くなる、というのは自動車業界では
決して少なくないと思います。そこを見るとADAS等はここ数年の間に自動車業界そして
一般のユーザーにも認知されていくことが予想されます(あくまで予想ですが)。
いずれにしても今が変革の中心、そしてその爆心地に身をおいていることを考えると
感慨深いものです。
さて、本日はポルシェ・ケイマンの天井張替え作業です。
天井は見事に脱落しておりまして、一気に外していきます。
DSC_0097
このような具合で日本の気候にはなじまない接着剤を剥がしていきます。手作業が身にしみます。
天井が外れたクルマというのはスカートめくりをしている感覚に近いです。エッチです。
比較的難点の少ない車両なのですが、純正の生地と違って少々厚手なのでボルト類のフィッティングが
合わない場合もありボルトが入らない、ということもしばしばあります。このあたりはどの車両でも
一緒だなぁ。ともあれ作業は完了しまして、美化作業をして納車を待つばかりです。
天井は落ちてくると一気に落ちるパターンと徐々に落ちてくるパターンがあります。
どちらにしても後方の視認性が悪くなりますので天井落ちそうだな?という方はお声掛けを!
以上、石川がお届けしました。