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静的エーミングと動的エーミングについて

2020-03-12

みなさまこんにちは、G-STYLEの石川です。3月もあっという間に3分の1が過ぎました。

そして3月が終わると一年の4分の1が終わります。毎度思いますがこのタイミングが

本当に恐ろしく感じます。あっという間に過ぎ去ってしまいますが毎日爪痕は残せて

いるかなぁと不安になります。日々成長を感じることが出来る環境に身を置けてても

そこに心が入っていなければ無意味なこと。心根が座っていても環境が悪ければその心も

腐ってしまうこともあります。性格は変えられないが生活、環境は変えられるとはよく

いいますが、環境に責を起きたがるのも良くないと思います。どちらにしても決めるのは

自分ですから毎日精一杯生きてみようと思います。

 

さて、ところで3月は車検シーズンですが、この所のコロナ騒ぎで車検満期が切れても

車検を受けられるという動きがあります。これに乗じて満期が切れてから車検を受けると

いうなんとも国の優しさに乗っかった動きもあります。ちなみにこのタイミングで自賠責

保険の金額が変わるので4月以降に受けた方が得なのは間違いないのですがいかがなもので

しょうか?どうしても3月中に受けられないのであれば仕方がないのですがね。

行政や国の施策などの裏側をつっつくのはいつの時代でもありますが、企業の税金対策

なども同じことが言えます。企業は国家そして地域、国民に貢献するために存在すると

言っても過言ではありません。個人の利益追求だけでは立ち行きません。企業の最終目的地は

企業が豊かになりその結果、国家が豊かになることだと考えております。その考えには

賛否両論あると思いますが、利益追求だけではいずれ衰退することが目に見えています。

そんなことは皆さんご承知だと思いますが、恩恵を受けるべくして恩恵を受ける人、その

恩恵を受けたいけどそれを知らない人、知って頑張っているけど受けられない人が世の中には

いるんですよねぇ。

 

はい、そんな訳のわからないことは犬にでも食わせてしまって本日のお題です。

エーミング(正確にはADASエイダスね!)についてのお話です。

最近のクルマは自動ブレーキや先進機能の追加によってカメラとかセンサー、レーダーなどが

ついています。これらが正確に動くかどうかのテストをしなければ、いざというときに

使えません、では困ります。そういった機能のテスト、校正を国内ではエーミングと

呼んでおります。世界的にはADASキャリブレーションと呼ばれており、弊社としても

ADASキャリブレーションで統一していきたい所なのですが世の流れはエーミングばかりです。

それはさておき実際の作業風景を見てみましょう。

 

こんな具合で車両の前にターゲットボードをおいてカメラに学習をさせていきます。

こちらはフロントカメラの学習になります。

DSC_0162

で、学習させて問題がないかの試運転をします。機能として問題があればエラーがでますので

エラーが出た場合は再度学習が必要です。これがクルマを動かさないで学習させる点から

静的エーミングと呼ばれております。

DSC_0163

変わってクルマを動かして学習させることを動的エーミングと呼ばれております。

具体的には車両に診断機を繋いで学習状況を見ながら設定をして行きます。

DSC_0165

こんな具合に車両を追従させて学習を進めます。

 

DSC_0166

最終的にはこんな画面が出てきて学習完了となります。いやぁこんな具合で自己診断、自己解決

をしてくれると日々助かるのですが、まだまだアナログな人力は必要とされています。

すべてがコンピューター、機械が管理する世の中になってしまったら人が生きる意味がなくなって

しまいます。人のチカラが介在しているからこそ美しいものもありますからね。

こういった学習が最近のクルマには必要で、今後はこういった作業も増えてくるので工賃が

これまでより若干上がるかも?というユーザー目線での声も聞こえてきそうですが、それは

当然のお話です。こういった学習をさせるには専用の機械も必要ですし、それに伴う投資も

企業には求められます。先進医療と一緒です。あれは良くてこれは駄目と見られがちな自動車業界も

こういった新しい動きに乗じて儲ける動きがとれたらこれ幸いかと思います。

そんなどっちがわ何だお前は?な石川が本日はお届けしました。色々思う所はありますよねぇ。

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