こんにちは、小林です。
ここ数日寒暖の差が大きい日が続いていますが、皆様如何お過ごし
でしょうか?件のコロナウィルスと相まって、体調管理には気を付けなければ
なりませんね。
さて、今回はMINI R55 エンジンチェックランプが時々点灯されるとの事で
ご入庫頂きました。
早速スキャンツール AUTEL MaxiSysで点検したところ、燃料高圧ポンプの
プレッシャーが低いとの結果。車両のエンジンランプも全く点灯しなかったり、
エンジン始動直後に点灯したりと警告のタイミングも様々。
この事例は弊社でも過去に数例ありました。何れもエンジン本体に取り付け
られている燃料高圧ポンプが原因でした。
今回も診断の結果と症状から、エンジン横に取り付けらている燃料高圧ポンプを
交換しました。
*燃料高圧ポンプはエンジン向かって右側に取り付けられています
*こちらが燃料高圧ポンプ
*新旧の燃料高圧ポンプ 左が新品
*燃料高圧ポンプを外したところ 奥の切り欠きにポンプの突起を
合せて取り付け。エンジン駆動ですね
*燃料高圧ポンプからフューエルタンクにつながるホースも念の為交換
しました
*このホース、ポンプ側の口のチャックが一度外すと壊れやすく
抜けやすくなるので、取り付けは慎重に行います
燃料高圧ポンプの交換は、ガソリンを取り扱う上での注意を払えば、
特に難しいものではありませんが、ポンプ自体の価格が高額なのが
頭の痛いところです。しかしながら、MINIには比較的多いトラブル
なので、壊れないことを祈るばかりです。
明日土曜日はここ千葉県も大雨になる予報が出ています。
外出の際はくれぐれもご注意下さい!