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1シリーズ(E87)のフットルームモジュールのプログラミングと細かい作業

2020-05-20

みなさまこんにちは、G-STYLEの石川です。今週は雨がよく降っていますが日中は

雨が降っていないので屋外で作業が出来ます。気持ち寒いくらいですが暑いよりは

良いかなと思います。暑いのと寒いのでは寒い方が耐えられる、というのは通説

です。寒いであれば着込めばいくらでも改善出来ますからね。

そんなこんなで屋外での作業ですがBMWのエンブレムを交換しました。

いい感じに色あせをした5シリーズE60です。

パコっと外してサクッと交換していきます。誰にでも出来る簡単な作業のように

見えて意外と気を使います。エンブレム周辺に傷をつけないようにマスキングをします。

こういった細かい部分が重要になってきます。

お次はガラスモールの交換です。こっちはZ4になります。

見事にパリパリとゴムが劣化してきております。ポロポロとゴムが飛び散りますので

剥がしていって交換をします。

こちらのカウルトップパネルもいい感じにヤレていたので交換をします。

交換後はキレイになりましたよと。

 

で、お次は表題通り1シリーズはE87のプログラミングになります。

こちらは舵角センサーの不一致とフットルームモジュールが壊れたのでリセットをして

再プログラミングをしていきます。

やり方は比較的簡単な部類です。診断機を繋いで、GYSで安定電圧を供給していきます。

この安定電圧の供給が重要で、13.5V以上ないとコンピューターが壊れてしまう可能性があります。

故障診断をする際も重要な要素なのできちんと供給します。

で、診断機のプログラミングの項目から入っていって当該項目を選択していきます。

こちらが舵角センサーの分になりますが、プログラミングの最中はライトがついたり

ワイパーが動いたりします。知らないと驚きます。

皆様御存知であると思いますが、プログラミングは白紙のコンピューターにその車輌の情報を

書き込んでいく作業になります。コーディングとは違います。よく、コーディングをして下さい、

と言われることがありますが、実際やるのはプログラミング、ということはしばしばです。

コーディングはその車輌に内包するコンテンツを引き出しから出して現在設定されている引き出しに

設定をする、ということになります。よく聞くのがデイライトコーディングやTVキャンセルといった

ものになると思います。プログラミングとコーディングは似ているようで違いますのでご注意を。

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で、お次はフットルームモジュールのプログラミングです。プログラミングをする前はパワーウィンドウの

スイッチが運転席を開けているのに助手席が開いたり、といったあべこべな動きをします。つい先日も

フットルームモジュールが壊れているような気配のあるBMWミニが入庫してきましてこちらも

パワーウィンドウを上まで閉めるとある一定の場所になったら下に下がっていくという変な動きをします。

 

この通称、足元モジュールですがスイッチや色々なものに影響を与えております。ちょっとしたコンピューター

がこういった細かい動きを司っているので面白いですよね。アナログな方が簡単な気もしますが、プログラミング

もやることは比較的アナログな感じです。所詮は人がやることですので指先一つでダウンさせることが

出来ます。そのうちクルマが勝手に自己診断、自己解決をする日がくるのでしょうか?

そうなるとメカニック、という職種はいらなくなるのでは?という意見も聞こえてきます。

とはいえ、最終確認は人間がやるべきことでもあるという見方も出来ますのでやはりメカニックは

必要なのでしょう。といった所でお後がよろしいようで本日は石川がお届けしました。

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