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サンルーフ部の内張り生地張り替え

2020-05-21

こんにちは、小林です。

今日は雨こそほとんど降りませんでしたが、昨日に

引き続き肌寒い一日となりました。

暑くなったり、寒くなったり寒暖の差が激しくなる季節ですが

体調管理には十分気を付けたいところです。

 

日本には四季があり、夏場と冬場では大きな気温差が有り、また

夏場は湿度が高く、冬場は湿度が低くなるなど、寒暖の差と湿度の

変化が一年を通して大きいですが、そんな気候がクルマには良い影響を

与えない様で、輸入車は天井の内張りが良く剥がれてきます。

長年輸入車にお乗りの方は一度は経験したことがあるのではないでしょうか?

輸入車の天井の内張りは多くの国産車(一部の国産車は輸入車と同じ構造)と

異なり、ベースとなる板にウレタンで裏打ちされた生地が接着剤で貼ってあり、

多くの国産車とは構造が異なる為、輸入車は天井は落ちるといういうことが

半ば通説の様になっています。真偽の程は定かでは有りませんが、日本の気候が生地を

貼り付けている接着剤と相性が悪いなどと言われています。

何れにしても、この構造の天井は輸入車であろうが、一部の国産車にせよ

いずれ貼ってある天井の生地は落ちてくるので、天井を交換するか、生地を貼り直すかの

修理が必要になります。

弊社でも多くのお客様に天井張り替えのご依頼を頂いておりますが、サンルーフ付きの

場合はサンルーフ部ももれなく剥がれて落ちてきます。

先日メルセデスベンツ ゲレンデのサンルーフの生地を交換させて頂きました。

普通のサンルーフ部の生地張り替えとは様子が異なるので、ご紹介したいと思います。

まずは天井からサンルーフの内張りのみを外します。

サンルーフの内張りを取り外したところ

 

普段見ることの出来ない裏面はこの様な感じ

生地を剥がしたところ。通常の車両は全面に接着剤が塗布されしっかり

接着されていますが、ゲレンデの場合は表面は接着剤は塗布されていません。

裏面の四方に接着剤は塗布され、生地は固定されています。

古い接着剤と生地の裏のウレタンをきれいに落とし下地をつくります。

古い生地を剥がしたら、新たらしい生地の貼り付けですが、前述の

通り、サンルーフ表面には接着剤を塗布しないので、接着剤が付かない様

養生します。

新しい生地を貼り裏から見たところ。

養生を剥がすとこんな感じです。

表面はこんな感じでシワもなくキレイに貼ることが出来ました。

後は車両への取り付けですが、これが構造上少々面倒で、時間が

かかってしまいましたが、無事作業は完了しました。

サンルーフ部の生地張り替えは、天井生地張り替えとは別途工賃と

お時間を頂きますが施工は可能ですので、生地の剥がれ等で

お困りの方はぜひご相談下さい。

それでは明日もご安全に!

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