こんにちは、小林です。
下の画像を見て、懐かしい!と思われる方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか?
かつて、千葉県四街道市にあった新東京サーキットです。
あのアイルトン・セナもTV番組の企画で走ったことのある
サーキットです。
以前、四街道を訪れた際に行ってみましたが、すっかり
更地となり、サーキットの面影はありませんした。
私は十代の頃、レーシングカートの練習やレースなどで
このサーキットは随分と走り込みました。
私がレーシングカートを始めたのが1986年の事で、翌年から
フジTVがF1の全戦放送が開始、F1ではターボエンジン全盛期で
僅か1500ccの排気量から6barのブーストをかけて1500馬力に
迫ろうかというエンジンが搭載され、ラリーではあまりの
ハイパワーにGr.Bが最後となった年です。
あれから30年以上が経過し、日本のモータースポーツ人気も
一時の盛り上がりはあったものの、今やすっかり落ち着いて
しった感がありますね。
新東京サーキットは四街道から市原に移転し、こちらも良く走り
にいった茨城県にあった猿島サーキットも無くなってしまいました。
当時のレーシングカートは、ストッククラスで100cc、最も早い
FKクラスで135ccのエンジンを搭載し、10~30馬力程度だったかと
思います。僅か10馬力程度でも、ピーキーな2サイクルエンジンに
サスペンションの無いフレーム、温まらないとまったくグリップ
しないスリックタイヤに最初は苦労しましたが、実に楽しいもの
でした。
先日はここも当時よく通った、茂原ツインサーキットに行って
きましたが、2サイクルエンジンの音と匂い、スピード感に
あの時の情熱が蘇ってきてしまいました。
今は昔のお話でした。