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優れた整備性

2018-12-21

こんにちは、小林です。

今週ももう金曜日。弊社の今年の営業も残すところ一週間となりました。

出来る限り年内にご納車出来るよう、スタッフ全員で作業を進めております。

 

さて、車検整備と右リヤドアのみドアロックが出来ないということで、

ご入庫頂きました鮮やかなブルーのゴルフV。

点検してみると右リヤドアロックのアクチュエーター不良でした。

早速交換に取り掛かりますが、通常ドア内部の作業はドアの内張りを外して、

内部の部品にアクセスするのが一般的ですが、このゴルフの場合はドアパネル

(所謂外板)を外しての作業となります。

そういう風に作っているだけあって、ドアパネルを外すのは、外すボルトの

数は多いものの至って簡単。直ぐにドア内部が露わになります。

ご覧の通り。

リヤドアロックアクチュエーターはドア後部に取り付けられて

いますが、白いカバーが取り付けられておりまた、ドアガラスガイドが

干渉して少々外しづらいので、ガラスガイドを一部外し、

ドアロックアクチュエーターのカバーとインナーハンドルワイヤーを

外してドアロックアクチュエーターを取り外します。

外したドアロックアクチュエーターはこちら。

右が取り外したもの、左が新品。

あとは取り外しと逆の手順で組み付けて完了。

もちろん作動も問題なし。

 

ドアロックアクチュエーターを取り外す際に少々知恵の輪の

要領が必要な場面がありますが、総じて整備性のことも

よく配慮された設計だと思います。

第二次世界大戦中のドイツの戦闘機、フォッケウルフFW190が

前線での整備性を考慮し、油圧機構を極力排除し電動式にして、

ユニットごと簡単に交換出来るようにしてあり、更に電線の

カプラーは全て形状を異にし、経験の浅い整備士でも誤接続が

無いように配慮してあったと聞いたことがあります。

生産性やコスト、整備性など製品にするまで色々とハードルが

あると思いますが、それらをうまくバランスさせて製品に

反映させるのは素晴らしいことですね。

 

それでは明日からの3連休もご安全に!

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