こんにちは小林です。
平成も今月で終わりを迎え、元号が令和に変わりますね。
21世紀に入り早20年が経過しようとしていますが、当たり前ですが
自動車の技術的進化もかなり進みました。
Pioneerが世界初のGPSを使用したカーナビを発売したのが1990年だそう
ですが、今はカーナビの装着はごく一般的になり、スマートフォンが
カーナビの代わりを果たす時代になり、もはや紙の地図とにらめっこ
しながら運転することもほぼ無くなったのでは無いでしょうか?
以前私がホンダのディーラーにいた当時はまだナビゲーションシステムは
一般的ではなく、搭載されていた車両も上級車種のごく一部に限られて
いました。しかもGPSではなくヘリウムガスを利用したガスレートジャイロに
よって車両の進行方向を検知し、透過式の地図フィルム(マイクロフィッシュの
様なもの)をブラウン管式のモニターに挿し、現在位置、車両の進行方向、
走行軌跡などを表示させるものでした(詳しいことは忘れましたが)。
確か地図シートも地域によって入れ替えるものだったと記憶しています。
地図シートを入れ替えるというのは1950~60年台の米軍の航空機に採用されていた
SEGE(半自動地上慣性迎撃システム)でも、パイロットが地図フィルムを数枚携行し
地域ごとに地図シートを入れ替えるというのがものがありました。
現在の自動車では、周辺機器の発達に伴い電子制御化が進み、自動運転も
ほぼ実用化出来るほどにまでなって来ました。
しかしながら、まだまだ運転には人の手が介入する部分が多く、電子制御されている
機能を過信しすぎない運転が大変重要です。
今日は自動運転について書こうと思っていたのですが、前置きが長くなってしまったので
後日記事にしたいと思います。
先日記事にしたHUDといい、本日のナビゲーションシステムといい、自動車技術は航空機
からの技術移転が数十年経過して応用されることが多いですね。
どんどん進化する自動車技術ですが、技術を過信することなく安全運転を心がけて行きたいですね。
それでは皆様明日もご安全に!