こんにちは小林です。
今日は季節外れの穏やかな陽気でしたね。
眩しい日差しで、作業をしていると汗ばむくらいでした。
さて、そんな汗ばむ陽気の中、ポルシェ ケイマンのスパークプラグ
及びティプトロニックギヤボックスのポジションセンサーの交換を
行いました。
こちらのお車は、2.7リッターのフラット6ですが、水平対向エンジンの
割にはスペースに比較的余裕がありスパークプラグの交換はフェラーリの
180度V12エンジンほどでは有りませんが、それほど面倒ではありません。
対してスバルのフラット6はエンジンルームに余裕がなく、かなり面倒な
記憶があります。
*走行距離5万キロ強で、スパークプラグの摩耗はそれほど
ではありませんでした
続いてティプトロニックのポジションセンサーですが、
メーターパネルにギヤが噛み合っていませんという表示がされ
シフトチェンジが出来ないことがあるという症状でしたが、診断機にて
エラーを点検するとエラーメモリーが入っていませんでした。
色々と点検を進めて、ポジションセンサーの不良と判明しまし、
今回交換することになりました。
ポジションセンサーはミッション左側のドライブシャフトの後ろ側に
取り付けられており、交換に際しては左側のミッションマウントを
ブラケットごと取り外す必要があります。
*ミッションマウントのブラケットの影に隠れていますが
黒いワイヤーハーネスの先にポジションセンサーが
付いています
*交換の際は左側ミッションマウントを取り外して行います
*上が取り付けられていたセンサー、下が新品のセンサー
外観上は以上はありません
ポジションセンサー交換後は、メーターに警告表示がされることもなく
ロードテストを行っても、正常にシフトチェンジするようになりました。
スパークプラグは予防整備、ポジションセンサーは故障修理となり、
併せて12ヶ月点検とエンジンオイルの交換もさせて頂きました。
これで当面は安心してお乗り頂けるかと思います。
今回はご入庫頂き、誠に有難うございました。
それでは皆様、明日もご安全に!