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電子制御スロットル

2020-05-26

こんにちは、小林です。

いよいよ新型コロナウィルスによる緊急事態宣言も明け、

日常生活も戻って参りますが、まだまだ警戒が必要ですね。

新型コロナウィルスの全世界の死亡者数は30万人を超えた

そうですが、季節性インフルエンザが原因での年間死亡者数は

約30~60万人以上に上るそうで、こちらもかなりの死亡者数に

なります。詳しい事は判りませんが、毎年の季節性インフルエンザ

の死亡者数と今回の新型コロナウィルスの死亡者数はほぼ同程度

ということになりますが、新型コロナウィルスによる経済的影響が

これほどまでになったのは、何となく人為的な原因があるのでは

ないかと勘ぐってしまいます。

緊急事態宣言が解除されたとは言え、まだまだ気を緩めず警戒を

したいところです。

 

さて、アイドリング時にハンチング(エンジン回転数が短時間に

変動する)でご入庫のR55のMINI。

診断したところ、どうもスロットルポジションセンサーの不具合の

様子で、スロットルボディを交換となりました。

*エンジン右側後部のスロットルボディがインストールされている場所
画像はスロットルボディが外れたところ

最近の車の例に漏れず、エンジンの制御は電子制御化されており、

例えばアクセルペダルを踏むとスロットルボディまで繋がっている

ワイヤーを引っぱってスロットルバタフライを開けるというものでは

なく、繋がっているのは電線でだけで制御は電気信号によって

行われます。

*取り外したスロットルボディ 右が新品

ということでスロットルボディの交換は電線が繋がるカプラーを外して

スロットルボディを固定する3本のボルトを外すだけ。以前の車の様に

スロットルワイヤーを外したからワイヤーの遊びを調整する等ということは

ありません。

この様に交換自体は簡単ですが、不具合を見つけつる為の診断には

スキャンツールの存在が欠かせません。

今回のコロナウィルス騒動で、テレワークなど今後の仕事のやり方が

大きく変わる機会になるかもしれませんが、自動車整備の世界も自動車の

進化と共に大きく変わって来ています。

我々整備に携わるものも、自動車や修理に必要な機材の進化に対応すべく

日々学びが大切だなと思う次第です。

それでは明日もご安全に!

 

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