こんにちは、小林です。
今日は夏のような暑さでしたが、車内で作業していると
蒸し暑さで参りました。
さて車内で作業といえば、天井生地張替えです。
先日ご入庫して頂きました、ポルシェ ケイマン。
下の写真の通り、天井の生地がかなり剥がれていました。
剥がれがひどいのでピンで留めていらっしゃいます。


指で押すとこの様な感じ。

ピラーなどの内装部品で脱着の際、傷が付きそうな部分は
養生していきます。

天井の内張りが外れました。ケイマンは脱着が比較的ラクですね。

外したルーフライニングはこちら。かなり剥がれているのがお判りに
なると思います。

生地を捲ってみるとご覧の通り。ほとんど剥がれていました。

生地と接着を取り除いてきれいにしたところで、新しい生地を
貼って行きます。

今回は純正の生地とほぼ同じ素材のメッシュ生地のブラックで施工しました。
きれいに貼ることが出来ました。

ルーフライニングを車両に戻して完成です。
特に輸入車は構造上、経年変化でどうしても天井の生地が剥がれ落ちて
きてしまいます。もちろんルーフライニング毎新品に交換してしまう
方法もありますが、古い車両だと部品が出なかったり、高額だったり
しますので、生地の張替えは新品交換に比べ安価に修理が可能です。
一部でも天井生地の剥がれがあると、一晩のうちに一気に剥がれ落ちて
来る場合もありますので、天井生地の剥がれが気になる方はぜひお問い合わせを
頂ければと思います。
それでは良い週末を!