ミニミニ大作戦と言えば、リメイクされた2003年のアメリカ映画より
1969年のイギリス映画を思い出す方も多いかと思います。
原題の”Italian Job”とは大きくかけ離れた邦題ですが、3台の小さな
MINI Mk-1がトリノの町を縦横無尽に駆け巡る姿が痛快で、
吹替版の広川太一郎と小原乃梨子のやり取りも楽しい映画でした。
そんなold miniですが、弊社に車検にご入庫頂きました。
比較新しい年式のminiですが、そこはやはり往年のmini、
快調な状態に保つにはやはり、きちんと手を入れてやらねばなりません。
私の好きな機械式腕時計と合い通じるものを感じます。
現代の車ではグリスアップというのは、ほぼ行うことはありませんが、
miniにはところどころにグリスニップルがあり、そこからグリスガンを
使い、グリスアップしてやらねばなりません。
下の写真の様にグリスガンを使用し各部をグリスアップしていきます。
このあと、はみ出した余分なグリスを拭き取って完了です。
miniはパーキングブレーキのワイヤーやスプリングもむき出しに
なっているので、しっかりグリスアップしてやります。
こういう作業は、単なる部品交換より楽しい作業ですね。
こうやって手を掛けていく事で愛着が湧き、多くのオーナーに
愛される理由となっているのでは無いでしょうか?
現代の車では味わえない車との触れ合い方ですね。
しっかりメンテナンスしていれば、まだまだ現役で走れるお車ですので、
オーナー様にはぜひ今後も大事にして頂き、楽しんで頂きたいと思います。
小林でした。