こんにちは、小林です。
先週の台風が過ぎ去ったと思いきや、本日は午後から雨模様。週末にかけて
雨が強く降る予報となっているので、まだまだ気が抜けませんね。
今朝は所要で野田陸運局まで行ってきたのですが、我孫子から野田に抜ける
近道(所謂、農道)は現在も冠水して通行止めになっており、いつもとは
違う道を使いましたが、通勤時間帯でもあり我孫子、柏の主要道路や裏道などは
大変混雑していました。台風通過から一週間が経とうとしていますが、
影響はまだまだ続きそうです。
さて、燃料漏れでご入庫したAudi A3。お客様よりガソリン臭いとの訴えがあり、
燃料ポンプの辺りからガソリンが漏れているようだとのご指摘。
A3の燃料タンクはリヤシートの下にあるので、リヤシートの座面を外し、
燃料ポンプの取り付け部分を点検したところ、お客様の予想通り、燃料ポンプ上部
よりガソリンが漏れ、漏れたガソリンが燃料タンク下まで伝わっていました。
*Audi A3のインタンク式のフューエルポンプ。
ポンプの円周部より僅かに燃料漏れがあり、ガスケットを交換となりました。
*写真では判りずらいですが、燃料タンクに漏れたガソリンが上から伝ってきた
跡があります。指で触ってみるとガソリンの臭いがしました。
今回は燃料タンク横のフューエルフィルターも同時交換。
インタンク式の燃料ポンプを取り外し、ポンプの廻りのガスケットを点検すると
ガスケットが劣化しており、これが原因で燃料漏れを起こしていた様です。
ガスケットを交換し、燃料を満タンに給油し、燃料漏れをチェック。燃料漏れは
確認できないので、作業は完了となりました。
燃料系統廻りの修理や点検は、ちょっとした火花でも発生させようものなら、一気に
火の手が回る可能性があるので、今回のような比較的簡単な修理でも神経を使う
作業となります。絶対に火花を出さないこと、アースを取ること、万が一の為に
近くに消化器を準備しておくなど細心の注意を払います。
当然今回も何事もなく作業は完了しましたが、備えあっての安全な作業です。
それでは皆様、明日もご安全に!