こんばんは、小林です。
弊社は明日、明後日と定休日になります。今週も多くのお客様の
ご来店、お問い合わせを頂き有難うございました。
さて今週は、ディスクブレーキのディスク及びパッドを交換させて頂く
機会がありました。
欧州車は国産車に比べてブレーキダストが多く、しばらく洗車をしていないと
特にフロントホイールは真っ黒になっていることも多いかと思います。
ブレーキダストが多いということは、それだけブレーキディスクとパッドの摩耗が
激しいということになります。
とあるブレーキメーカーの技術者の方に伺った話ですが、欧州車のブレーキは
ある程度温度が上がった状態で比較的強くブレーキを踏んだ方が摩耗が少ない
傾向にあるとのことでした。
そんなブレーキですが日常的な使い方をしていると、ブレーキパッド交換2回に
1回の割合でブレーキディスクの交換時期が訪れる傾向にあるようです。
今回はお客様のご希望でそれほど摩耗が進んでいない状態での、ブレーキディスク、
パッドの交換となりました。
交換作業を進めていくと、ブレーキキャリパーのシールよりブレーキフルードが滲んでいるのを
発見、キャリパーのダストシール及びピストンシールを交換となりました。
本来お客様から承った作業以外に、作業中に他の不具合を発見してしまうことが時々あります。
今回はブレーキという事で、当然そのままお返しするという訳にはいきませんので、
お客様にご相談させて頂き作業させて頂くことになりましたが、安全にお乗り頂くためにも
妥協の出来ない部分ですね。
お客様には少しお待ち頂きますが、来週作業させて頂きたいと思います。
お車を安全にお乗り頂くためにも、ぜひ定期的な点検を実施して頂きたいと思います。
それでは今週末もご安全に!