皆様、こんばんは。
11月に入り様々なスポーツがオフシーズンに入る時期になり、
来シーズンに向けてのストーブリーグが加熱する時期でもあります。
モータースポーツにおいてもシーズンの最終戦も終わる時期であり、
一年の最後のビックイベントとして、マカオグランプリが開催される時期でも
あります。
今年も、11月15日~18日にかけて、マカオ市街地のギア・サーキットにて
開催されました。
若いドライバーの登竜門として、かつてのF1ドライバーでもあった、
アイルトン・セナやミハエル・シューマッハ、佐藤琢磨など多くのドライバー達が
ここからF1へ上り詰めて行きました。
さて今年のマカオグランプリは、衝撃的な事故で幕を開けてしました。
ドイツ人の17歳のドライバーがリスタート後の長いストレート後のコーナーで
時速276kmでクラッシュ。脊髄を損傷するという事故がありました。
事故の映像を見ましたが、大変激しい事故でドライバーやカメラマンなど現場いた
人々の安否が心配されましたが、幸い死亡事故にはならず、ドライバーも脊髄を
骨折しながらも、11時間に及ぶ手術を経て一命を取り留め、これまた幸いなことに
後遺症も残らないで済むとのことでした。
良くサーキットは公道と比べて安全などと言われることがありますが、私も若い頃
レーシングカートでレースに参戦してことがあるのですが、多くの事故を見たり
自身でも事故を経験したりとサーキット走行が安全であると思ったことはありません。
特にレーシングカートやF3など下位カテゴリーは経験の少ない若いドライバーが多く、
経験より勢いで走っていることも多いように思います。
一度ヨーロッパのレースに参加(遊びのレースです)したことがあるのですが、
雨のレースでスタート直後の混乱の中、激しい雨しぶきで前が殆ど見えない状態にも
かかわらず誰一人としてアクセルを緩めない中を走ったことがありました。
前が見えない恐怖と自分だけ1mmでもアクセルを緩めれば追突されるかもという恐怖を
味わい、日本のレースとは異質のものを感じました。
今日から3連休でドライブに行かれる方や、サーキット走行を楽しまれる方もいらっしゃると
思いますが、くれぐれも無理をせず、少しでも疲れを感じたら休憩を取るなど
ご自身や周囲の安全には十分に留意して安全なドライブを楽しんで頂けたらと思います。
それでは、あすからもご安全に!
モータースポーツが大好きな小林でした。