こんにちは、小林です。
先週末は天候にも恵まれ、お花見にお出かけになられた方も多いのでしょうか?
私も先週末は、所要で武道館まで行って来ましたが、ゆっくりお花見とは
行きませんでしたが、千鳥ヶ淵の桜が満開で心地よい春を感じることが
出来ました。
やはり春は良いなと感じる反面、花粉症の方はこの季節は大変な思いを
されている方も多いことかと思います。
花粉症にはどの程度効果があるか判りませんが、最近の自動車には
ポーレンフィルターというものが装備されている事が多くなりました。
エアコンフィルターと言ったほうが、判り易いかもしれません。
このフィルター、意外と知名度が低く、装着されていることすら知らなかった、
というお客様も結構いっらしゃいますが、車内に取り込む空気に対して
フィルターを通すことによって、花粉やPM2.5などホコリを取り除く効果が
あり、快適性には意外と重要であったりします。。また副次的な効果として、
エアコンのエバポレーターにホコリや落ち葉などのゴミが付着しずらくなります。
ポーレンフィルターが装着される前は、外気と一緒に吸い込んだ落ち葉などが
エバポレーター付近に大量に蓄積され、それがエアコンのドレンパイプを塞ぎ、
エアコンで除湿した水分が車外に排出されず、車内が水びだしになるということ
もありました。
良いことばかりのポーレンフィルターですが、定期的に交換しないと車内の
吹出口から出る風が臭ったり、風量が弱くなったりということもあります。
ではどのくらいの周期で交換作業が必要かといえば、一概には言えませんが、
概ね一年一万キロごと程度の交換が望ましいと思います。
上の写真はメルセデス・ベンツのものですが、取り付けられている場所は
ほとんどが助手席の足元になります。
取り外して新品と比較するとご覧の通り、かなり汚れていました。
*左が取り付けられていたもの、右が新品
*かなり汚れていますね
交換は比較的簡単なものが多いので、ご自分で出来る車両も
ありますが、空気を通す向きが指定されていたり、フィルターの
向きを間違えると異音の原因となったりしますので、ご自分で
交換作業をされるか方はご注意を。
しばらくポーレンフィルターを交換されていないお客様は是非
ご相談下さい。
それでは明日もご安全に!