こんにちは、小林です。
今朝は肌寒く、弊社のある千葉県我孫子市もみぞれ混じりの
雨となりましたが、お昼前から雨も強風も収まり、麗らかな
春の一日となりました。
そんな冷雨の中の通勤でしたが、道中車内で聞いていたラジオ
で首都高速のCMがあり、そのCMの言うところでは、首都高速
では車両火災が多発しており、これに伴う通行止めや交通規制に
よる渋滞が発生している。ついてはエンジンオイル、冷却水、
タイヤの摩耗や空気圧の点検を行って下さいという旨でした。
調べてみたところ、首都高速では毎月の様に数件の車両火災が
発生しており、昨年度2019年度は18件の車両火災が発生してい
ます。18件というと少なく感じるかもしれませんが、この数字
は首都高速だけのものなので、一般道や全国と集計範囲を広げる
ともっと多くの車両に火災が発生していることになります。
*首都高速における車両火災発生状況
この首都高速における車両火災の原因については、首都高速の
ホームページにも記載はありませんでしたが、多くはエンジン部
若しくは車両下部から発生しているとの事。また消火活動による
通行止めなどの交通規制により平均で約3時間に渡り周辺交通に
多大な影響を与えているとの事です。
今まで車に乗っていて、自身の車が車両火災になったことも無いし
見たことも無いという方も多くいらっしゃると思いますが、先日の
ブログでセルフ式のガソリンスタンドで給油時の車両火災が増えて
いることを記事にしましたが、皆さんが思っている以上に車両火災は
頻発しているのかもしれません。
平成29年版消防白書によると、年間4000件以上の車両火災が発生
しているとの事です。
首都高速のホームページにもあるように、エンジンオイル、冷却水、
タイヤの摩耗や空気圧の点検は重要且つユーザー自身やガソリンスタンド、
サービス工場などでも簡単に出来る点検です。
今週も3連休であり、あとひと月もすればゴールデンウィークも始まり
車を使う使う機会も多くなるかと思います。
ご自身の安全の為、周囲の安全の為にも是非この辺りの点検は最低限
行って頂きたいと思います。
もし車両火災に見舞われたら…イグニッションキーをOFFにして車両の
電気を遮断し、一刻も早く車両から離れる事が重要です。
それでは今週末もご安全に!